【神】
「………ID:メリーナは」
【神】
「今まさに
『神罰の代行者』となりて」
【神】
「【神】に仇なす
すべての愚者を……」
【神】
「その肉の最後の
一片までも……!」
【神】
「絶滅する事であろう」
【神】
「其は
【我】に
最も近しきモノ也。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アスミン
「なのです~?」
神罰の代行者メリーナ
「神に選ばれし者アスミン…」
アスミン
「あうー!
メリーナさんなのです~?」
神罰の代行者メリーナ
「神の領域へようこそ」
神罰の代行者メリーナ
「愚かな人間どもよ…
【神】の
形容に余る御寵愛と恩恵を
その身に
余す事なく受けながらも………」
神罰の代行者メリーナ
「尚ッ!!!!!!!」
神罰の代行者メリーナ
「5つの大罪より脱す事なく
未だ堕情貪りゆく人類…
其は万死に値する!」
神罰の代行者メリーナ
「選ばれし者アスミンよ。
貴様は最上級の大罪である
【神】に対する反逆行為に
該当した…」
神罰の代行者メリーナ
「絶望と絶滅の果てに
幾万もの死をッ!!
その身に知るが良い!」
アスミン
「メリーナさぁん!
どうしちゃったのですかー!」
【神】
「ID:メリーナは
醜悪下劣な人間どもを
駆逐する『神』となった」
アスミン
「どうして
こんなことするのですかー!
ひどいのです!」
【神】
「別に【神】は
大した事はしておらん。」
【神】
「人類の愚態への失望 に
茫然自失となり
一時は
人類への憎悪も
宿した事であろう 」
【神】
「果ては、
醜悪下劣な人類である
ID:メリーナ自身に対しても」
【神】
「同様にな」
【神】
「ID:メリーナは
生まれ変わったのだ。」
【神】
「5つの大罪より
脱す事なく
同じ過ちを繰り返し
未来永劫支配され続けゆく…
その『人類』という
『枠』から抜け出す事の出来ぬ
己自身のしがらみから…」
【神】
「守るに値しない
自己中心的かつ
醜悪下劣で脆弱無知の
『人類』という存在を
否定してはならぬと……
信じたい己自身 の
その『矛盾』から……な」
アスミン
「あうー!
メリーナさんは
そんなんじゃないのですー!」
【神】
「言ってろゴミクズ。
【神】はただ、
『キー』を与えたまでのこと。」
【神】
「その『キー』で開く扉が
そのID:メリーナの
『ココロ』に存在した。
ただそれだけの事だ。」
【神】
「いや、正しくは
ココロプログラムと
表現すべきかな?」
アスミン
「ココロプログラムは
ホムンクルスなのです!
メリーナさんは
にんげんだから
ちがうのですー!」
【神】
「それはおめでとう」
【神】
「新たに命を宿した
神罰の代行者よ!!
そのくだらん
下等生物どもを
根絶やしにするのだ!」
アスミン
「メリーナさぁん!」
神罰の代行者メリーナ
「人類……」
神罰の代行者メリーナ
「『知性』という
武器を身につけた
悪魔のサルよ…」
神罰の代行者メリーナ
「滅びるがいい!」
アスミン
「あうー!」
アスミン
「メリーナさぁん!
ダメなのですー!!」
アスミン
「めをさますのですー!!」
クアアアアァァァァッッ!!
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[Elincafe]投票
ほんとうにありがとなのです!
第四代ポポリア領主になれたのです~