闇の古代神・カラスチャ
「ックックックック……」
探査団団長・リアン
「く、くそッ……
耐え切られてしまうのか……」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「あの光の鎧を
どうにかしなければ………
……ぐっ。
力不足だったようだ…
だが!!
この身朽ち果てるまで
諦めはせんぞ!」
うおおおおおおおおおおお
闇の古代神・カラスチャ
「無駄無駄無駄無駄ァー!」
あうー
なのです~?
─────────────
─────────────
────────
─────
アスミン
「うあー
うまくできたのです~」
メリーナ
「どうしたの?」
メリーナ
「あら、
カラっと揚がってるねー!
おいしそー
いただきまーす」
パクッ
メリーナ
「ん、
何コレ全然、味しない…」
アスミン
「あうー」
メリーナ
「鶏肉に味を染み込ませる時、
ちゃんと揉みこんだ?」
アスミン
「なのです~?」
メリーナ
「あー、
それじゃだめだよ~
鶏肉の繊維を揉んで
閉じたり開いたりさせて
収縮運動させる事によって
タレの味が
よく染み込むようになるの。
揉む事によって
繊維が程よく壊れてくれるから、
漬け置きした時の
味の染み込み具合にも
影響するんだよ?」
アスミン
「あうー
メリーナさん!
つくるまえに
いってほしかったのですー!」
メリーナ
「あ、ごめんごめん
ごめんねーアハハハー」
アスミン
「アハハうあー」
────
───────────
──────────
──────────
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「クッ……」
闇の古代神・カラスチャ
「クヒャハハハハハー!!
万策尽きたと
みたりッッ!!!」
アスミン
「メリーナさん
ありがとなのですー!」
!!
闇の古代神・カラスチャ
「来るかアスミンッ!!」
アスミン
「なのです~」
闇の古代神・カラスチャ
「この双爪で
貴様の攻撃は
すべて防ぐぞ!」
アスミン
「いくのです~」
アスミン
「うあー」
コオオオォォオオォォオォォ
光を伝わる波紋疾走!!
デライトフル
オーバードライブ!!
(希望光色波紋疾走)
ヒ、ヒギャアアアァァッ!?
ヒ、ヒ、ヒイイーーイィッ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
グオオォオォァアァアア
ァアァアァアーーーー!
探査団団長・リアン
「クッ………
…………限界だ…」
ガクッ
グオアアーアッ!
アアアアアアアアア!!
アアアアアアッーーー!!
探査団団長・リアン
「おお……
光の鎧を打ち破ったのか……」
アスミン
「なのです!
リアンさんのひかりが
しみとおるようにしたのです~
リアンさんも
がんばなのです!」
探査団団長・リアン
「……アスミン。
すべてが終わったら
古代の遺跡へ来てくれ。
……私は…
アスミン。
君の帰還を心待ちにしている。
どうやら
私はもうダメなようだ…
聖剣の怒りと
光の氾濫が
このリアンを
呑み込むだろう。」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「…だがこれでいいのだ。
私は、
光と希望に選ばれし者。
この世界の平和と
皆の安寧を
守らなければならぬ宿命。
その為なら
すべてを受け入れるさ。
……散るも本望だよ。」
アスミン
「あうー!」
探査団団長・リアン
「だからアスミン…
お願いだ……
……我らが同志の
復讐を果たしてくれ…
皆の希望となっ」
探査団団長・リアン
「ぐぶっ」
アスミン
「あうー!」
探査団団長・リアン
「……第一次遠征隊には、
私の友人も多く居た。
…親友と呼べる者も居た。
そして…
この
ヴァルキオン保護領に
集 う者は
第一次遠 征隊の悲劇にヨり
少なからズ
大 切な存在を失ってイる。」
探査団団長・リアン
「………我ガ最愛 の兄
エルリオン・クベルも……
クッ……!!」
探査団団長・リアン
「ドうか…!
ド ウか 彼らノ無 念を
晴ら しテク れ!
仇ヲ討 っテクレ……!!
そい ツが……
……そイツがッ!!!」
探査団団長・リアン
「ドウカ
我 らガ悲 願ヲ
果タシ テクれ!
ソシ テ継イデくレ…
リアンと
エ ルリオ ンノ 意志 ヲ……
第一 次 遠征 隊ノ
ミ ンナ ノ意 志ヲ………
希 望ヲぉ っッ!!!」
アスミン
「あうー!」
探査団団長・リアン
「…ユ ーリ…
…頼ン…… …」
あうー?
なのです~?
リアンさんあうー?
………………
あうー
あうー!
リアンさんあうー!!
あうーーーーーーーーー!
またいつか…
アエるよ……
NEXT
⇒大魔王
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