うあー
探査団団長・リアン
「ありがとう。
アスミンは探索上手だな。
あれだけの
魔物が徘徊する地を
戦闘せず切り抜けてしまった。」
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「君を選んだ選択は
間違ってなかったようだ。
…それでは、
証拠物を回収する。」
アスミンは
食べ残した食糧を渡した!
探査団団長・リアン
「…確かに。
…それでは私はこれより
獲得した情報を元に
解析を開始する。
解析が完了次第、
また探索をお願いする事になる。
その時は呼ぶので
それまで
自由行動という事にしよう。」
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「ところで、
リキルの事なのだが……
……世の中、
すべての真実を
知りえたからといって
それが幸せなのか?
と問えば…
必ずしもそうとは限らない。」
探査団団長・リアン
「リキルの事を
キオネやリキアに伝えるのは
『真実』を伝える事になり、
何一つ
嘘をついていない事になり
それは正しい事に見えるのだが…
真実を包み隠さず
伝える事が
果たして正解なのか?
という命題においては、
なんとも言えぬ問題ではある。
人間は、
すべての真実を
受け入れられるほど強くもないし
そんな都合よく作られてもいない。」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「……だが、
アスミンの行動の軌跡を見るに、
アスミンに限っては
必ずしもそれが該当するとは
限らないかもしれないな…
とは思ったよ」
探査団団長・リアン
「アスミンに限っては、
君自身が『良い』と思った事を
信じてひたすら
行動していく事そのものが
正解なのかもしれないな。」
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「…何にせよ、
これは
アクシデントに巻き込まれた
個人間での悲劇の範疇を
出ない問題だ。
それに事後という事もある。
…このリアンの
管轄外の問題とも言える。
よって、
件に
これ以上の介入は
行わないものとする。
判断はアスミンに任せよう。」
アスミン
「わかりましたなのです~」
うあー
あうー
あうー
どうしたらいいのです~?
フレンドリストガイド・エレン
「あら、
アスミンじゃないの!
いいところに来たわー!」
アスミン
「うあー」
フレンドリストガイド・エレン
「ほら、これ食べてみてよ!
とーってもおいしいわよ~?」
ぱくぱくうあー
アスミン
「とってもおいしいのです~」
フレンドリストガイド・エレン
「でしょ!」
フレンドリストガイド・エレン
「これね~
生クリームと小麦粉を混ぜて
塩コショウで
味付けしただけのソースに
マカロニたーっぷりいれてるの!
あとチーズと小麦粉
ぱらぱらってして
ぐっと焼けばできあがり!
簡単でしょ~?」
アスミン
「うあー
とってもかんたんなのです~」
フレンドリストガイド・エレン
「ふふ。
それでね、
アスミンにお願いがあるの~」
アスミン
「なのです~?」
フレンドリストガイド・エレン
「これ、
リキアさんに
持ってってくれない?」
アスミン
「あうー」
フレンドリストガイド・エレン
「ね?お願い!」
アスミン
「………」
フレンドリストガイド・エレン
「………えっとー…?」
アスミン
「わかりましたなのです~」
フレンドリストガイド・エレン
「ありがと!
それじゃ、ハイ!」
アスミンは
グラタンを手に入れた!
フレンドリストガイド・エレン
「それじゃお願いね~」
アスミン
「なのです~」
うあー
うあー
あうー
あうー
警備兵・リキア
「…お!
アスミンじゃないかー!」
アスミン
「あうー」
アスミン
「こんにちはなのです~」
警備兵・リキア
「……なぁアスミン。」
アスミン
「なのです~?」
警備兵・リキア
「……隠し事はやめような。」
うあー!?
アスミン
「あうー」
警備兵・リキア
「……全部わかってる。」
アスミン
「あうー」
警備兵・リキア
「………」
アスミン
「しょうがないこと
だったのです~」
警備兵・リキア
「ああ……
あれは
しょうがない事だった。」
アスミン
「リキアさん
げんきだすのです~」
警備兵・リキア
「……………」
警備兵・リキア
「…………っ!」
アスミン
「あうー」
警備兵・リキア
「……っぷぷぷ」
警備兵・リキア
「っぷぷあははー!!」
いやー傑作!
愉快痛快怪物君だよ! あのエレンが
おまたぽりぽりしててさー!
誰にも言わないで!
って言うから
グラタン作ってもらった
ってわけさ!」
警備兵・リキア
「っぷぷぷぷー!
あ、これ
誰にも言わないでなー?
アスミンとあたしの
二人だけの秘密!
ね?」
アスミン
「なのです!」
警備兵・リキア
「それでさ、
ソレうまかったろ?」
アスミン
「うあー
わかるのです~?」
警備兵・リキア
「ああ、わかるとも!
だって
おくちからぷんぷんするし!」
\ぷーん/
アスミン
「うあー」
アスミン
「とっても
おいしかったのです~」
警備兵・リキア
「ハハハ!!
それじゃ
早速食べよっかなー!」
アスミンは
グラタンを渡した!
警備兵・リキア
「ぱくぱくウマー!!」
アスミン
「なのです~」
警備兵・リキア
「アハハ!
ほんとにありがとう!」
アスミン
「うあー」
警備兵・リキア
「アスミンって
ホントに良い子だなー
……なんだか妹みたい。」
アスミン
「あうー」
警備兵・リキア
「……あ、アハハハー
アーマンの妹なんて
嫌だったよなー……
ごめんなあ…」
アスミン
「だいじょうぶなのです!」
警備兵・リキア
「……ありがとうな。
いいこいいこ」
アスミン
「あうー」
アスミン
「リキアさんあうー」
警備兵・リキア
「ん?
どうした?」
アスミン
「あうー」
警備兵・リキア
「?」
アスミン
「………」
警備兵・リキア
「?」
アスミン
「あうー」
警備兵・リキア
「…何かあったのかい?
あたしでよかったら
力になるよ?」
アスミン
「あうー!」
アスミン
「アスミン
よくわからないのですー!」
警備兵・リキア
「ちょっと!」
あうー
NEXT
⇒アスミンとにこにこ上手なのです~
[Elincafe]投票
とってもありがとなのです~
みんなのココロがひとつにうあー!
ロスアカディアの領主になったのです!