あうー
あうー
アスミン
「アスミンが
うそいったからなのです~?」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「アスミン。
大丈夫か?」
アスミン
「あうー」
アスミン
「アスミンやっぱり
キオネさんに
ごめんなさい
してくるのです~」
探査団団長・リアン
「いやアスミン…
少し時間を置いた方がいい。」
キオネさんうあー
探査団団長・リアン
「………やれやれ」
うあー
あうー
キオネさんいないのです~
あうー
メリーナさんあうー
アスミン
「リアンさんいるのです~?」
探査団団長・リアン
「どうした。」
アスミン
「あうー」
アスミン
「アスミン、
ニュー・エレノンにいくのです!」
探査団団長・リアン
「ニュー・エレノン?
いきなりどうしたんだ?」
アスミン
「メリーナさんと
あいたいのです!」
探査団団長・リアン
「……メリーナ…
………なるほど。
その子と会いたいのか。」
アスミン
「なのです!
でも
いきかたわからないのです~」
探査団団長・リアン
「行き方がわからない?
……ではなぜ
ニュー・エレノンに行った
記憶があるのだ? 」
アスミン
「あうー
アスミン
よくわからないのです~」
探査団団長・リアン
「そうか……」
アスミン
「アスミン、
メリーナさんとあえなくなったら
すっごくいやなのです!
いますぐ
あいたいのです!」
探査団団長・リアン
「しかしその前に
やるべき事をやってもらわなくては…
他に頼める者もいないのだ。」
アスミン
「あうー!
メリーナさんとあってから
ぜんぶやるのです!」
探査団団長・リアン
「……とは言っても、
それは叶わないのだよ。
なぜなら、
このヴァルキオン保護領には
闇の瘴気が蔓延しており、
本土への
唯一の公的交通手段である
ペガサスの飛行
が不可能となっている。
そして周囲は
巨滝に囲まれている為に
航海手段もない…」
探査団団長・リアン
「連絡船であれば
瘴気の影響は受けず航行するが…
しかし残念な事に
連絡船ですら航行は難しいのだ。
先日の連絡船墜落事件は
ロケットランチャーによる
人為的なものと判明している。」
アスミン
「なのです~?」
探査団団長・リアン
「何者かが、
兵器で撃ち墜した、という事だ。
なぜ?
誰が?
何の為に?
謎は深まるばかりだが、
とにかく、
『あれ』は事故などではない。」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「そういう事なのだ。
可能であれば、
アスミンには
今すぐニュー・エレノンに
向かってもらってもいいのだが…
厳戒態勢の為、
連絡船発着の見込みはない。」
探査団団長・リアン
「ここ
ヴァルキオン保護領における
闇の力の根源の追求は
それからでも良いとも思っている。
しかし現状
それは叶う事はない。」
探査団団長・リアン
「メリーナとの
再会を叶える為には
まずここ
ヴァルキン保護領の
問題を解決しなければ
先はないのだ……」
アスミン
「あうー
わかりましたなのです~」
探査団団長・リアン
「協力感謝するよ。
アスミン。」
アスミン
「なのです!」
探査団団長・リアン
「……それでは
そのペンダントを受け取ろう。
古代の遺跡まで来てくれ。」
アスミン
「なのです~」
うあー
うあー
探査団団長・リアン
「…それでは早速受け取ろう。」
アスミンは
ペンダントを渡した!
探査団団長・リアン
「……確かに。」
探査団団長・リアン
「それでは、
次の探索をお願いしよう。
先ほどの探索の結果、
闇の瘴気が強く発せられる
あるポイントを発見する事が出来た。
これが
闇の古代神のものかは
何ともわからないが…」
探査団団長・リアン
「何にせよ、
闇の瘴気は
ペガサスの運行だけでなく
ここ、
ヴァルキオン保護領の
様々なものに対し
悪影響を与えるだろう。
当然……」
探査団団長・リアン
「生物全般にもな。」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「……この島の住民の
命がかかっているのだ。
……アスミンには
闇の瘴気の
中枢地点と思われる
ある遺跡へと侵入、
探索してもらいたい。」
探査団団長・リアン
「その先に在る
何者かが
この瘴気の根源である
可能性が非常に高い。
それさえ
消し去ってもらえれば
あとは我ら探査団で
何とか出来るだろう。」
探査団団長・リアン
「残念な事に
我々探査団は
個体の戦闘能力自体は
大した事はない…
探査団、
と銘打ってはいるものの
潜入捜査には
極めて不向きなのだ。」
探査団団長・リアン
「ゆえ、
アスミンのように
個体の戦闘能力も高く
その他スキルにも
精通している者は
非常に貴重なのだよ。」
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「出来れば、
この調査が終わったあとも
我々に
協力してもらいたいのだが…」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「そういう訳にも
いかないのだろうな。」
アスミン
「なのです~」
探査団団長・リアン
「アスミンの意志は
最大限尊重しよう。
それでは、
よろしく頼む。 」
アスミン
「わかりましたなのです~」
探査団団長・リアン
「私も
同行したいところなのだが、
私の戦闘能力では
黒い裂け目の魔物どもに
遠く及ばない…
足手まといになるのは
最も避けたいところだ。
よって、
ここからサポートする事が
最も最善だと判断する。」
探査団団長・リアン
「念の為地図は
その端末に記録させておくが、
現地のナビゲートは
引き続きこのリアンが
担当させてもらおう。」
探査団団長・リアン
「それでは、
準備は良いか?」
アスミン
「なのです!」
探査団団長・リアン
「感謝する。
それでは……」
探査団団長・リアン
「黒い裂け目へと
転送する!」
なのです~
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⇒アスミンと感覚疾走なのです~
[Elincafe]投票
とってもありがとなのです~
みんなのココロがひとつにうあー!
ロスアカディアの領主になったのです!