アスミン
「うあー」
警備兵・チェルネ
「あら、いそがしそうね。」
アスミン
「なのです~」
アスミン
「うあー
このむこうは
どうなってるのです~?」
アスミン
「あうー
またみてるのです~」
女神像
「忙しそうね?」
アスミン
「なのです~」
女神像
「ふふふ。
あなたって
アスミンっていうのね。」
女神像
「そういえば、
さっき言い忘れてたけど
あなたの事
探してた子がいたわよ?」
アスミン
「なのです~?」
女神像
「そういえば
口調まで似てたような…」
アスミン
「うあー」
女神像
「あなたまだ
このあたりに居るのかしら?」
アスミン
「なのです!」
女神像
「そう。
見かけたら伝えておくわね。」
アスミン
「ありがとなのです~」
研究員・ジェレミア
「そこのお嬢ちゃん。」
研究員・ジェレミア
「さっきから
一人でぶつぶつ
大丈夫か?」
アスミン
「あうー」
研究員・ジェレミア
「ま、そんな事はいい。
ところで…」
研究員・ジェレミア
「遥か南方に
突然一条の光が天を突き、
明滅しているそうだ。」
研究員・ジェレミア
「南といえば
黒い裂け目だが……
しかし、
許可なく立ち入って良い
領域ではない。」
アスミン
「あうー」
研究員・ジェレミア
「かと言って、
報告したらしたで
管轄という事で
監視を任されてしまうからな…」
研究員・ジェレミア
「ちょっと君。
そこの見張りに
この現状を
伝えてきてくれないか?
私は研究で忙しいのだ。
快く引き受けてもらいたい。」
アスミン
「わかりましたなのです~」
アスミン
「ということなのです~」
警備兵・ガブリエル
「なるほど。
それは一大事かもしれん。」
警備兵・ガブリエル
「だが我々は
ここを離れるわけには
いかんのだ。
上の方には
後ほど報告しておくので
ひとまず様子を
見てきてくれないか?」
警備兵・ガブリエル
「許可がなければ
立ち入る事は許されないが、
遥か南方にて
天を突く光があるなら
そこの高台から
確認できるはずだ。」
アスミン
「わかりましたなのです~」
警備兵・ガブリエル
「ひとまず頼んだぞ!」
アスミン
「うあー」
アスミン
「ひかってるのです~」
アスミン
「ぴっかぴかなのです~」
アスミン
「うあー」
警備兵・チェルネ
「次はあなたの番よ。
食事行ってきてね。」
警備兵・ガブリエル
「そうだな。
さて、
食事にするか。」
警備兵・ガブリエル
「ほう、
今日はイカてりやきか
イカもうまいが
カニてりやきもうまそうだ」
警備兵・ガブリエル
「留守番ご苦労さん。
そうだ、
この前言ってた
ニーヴェルンなんとか…」
警備兵・ガブリエル
「あの10連速射。
あれどうなった?」
警備兵・チェルネ
「ふふ。
よくぞ聞いてくれたわ!
ほぼ
成功するようになったのよ!」
警備兵・ガブリエル
「おお~ほんとかい!?
こいつは頼もしい!」
警備兵・チェルネ
「どんと任せるといいわ!」
警備兵・ガブリエル
「さて、
仮眠してくる。」
警備兵・チェルネ
「わかったわ。」
警備兵・ガブリエル
「……ふぅ…
剣筋がまだまだ浅いな。
精進しなければ…」
警備兵・ガブリエル
「よし、もういいぞ。
仮眠してくるといい。」
警備兵・チェルネ
「そうするわ。」
警備兵・ガブリエル
「ふむ。
平和な事はいいことだ。」
警備兵・チェルネ
「おはよう。」
警備兵・ガブリエル
「おはよう。
昨夜も平和そのものだ」
警備兵・チェルネ
「それは何よりね」
警備兵・ガブリエル
「フーム。」
警備兵・ガブリエル
「何か
大事な事を
忘れてるような…」
アスミン
「あうー」
アスミン
「ぴっかぴかなのです~」
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⇒アスミンと7日後なのです~
[Elincafe]投票
ほんとうにありがとなのです~
第三代ポポリア領主政策全解放!!