B-129










集会所事務員サラミア
「……………」




B-313







白銀印章交換担当官セブリル
「それに、
 そんな凄い技術あるし
 サラミアほんっと、すげーよ。



B-310











白銀印章交換担当官セブリル
……だから気にすんなよ。




B-130















B-128a















B-320














B-273






集会所事務員サラミア
「………私には他に何もないもの。




B-309a











B-314







白銀印章交換担当官セブリル
サラミア………








B-153a







青銅印章交換担当官ショリン
(よいでしょう。

 こうなれば、
 集会所管理人バイロン。

 貴方の話を最後まで聞き、
 その上で判断致します。)




B-171a






集会所管理人バイロン
(ありがとう。ショリン



B-172a






集会所管理人バイロン
(では、
 焦る必要もないようなので、
 前置きから入るとする。)



B-170







集会所管理人バイロン
少々長くなるが、

 会議に参加しているすべての者に
 知識の違いによる認識の相異を
 極力なくす為に必要なのだ。

 どうか許していただきたい。)




B-149












青銅印章交換担当官ショリン
(…………………)






B-153a







青銅印章交換担当官ショリン
(…………いいでしょう。




B-258a




集会所管理人バイロン
大変恐縮です




B-153a







青銅印章交換担当官ショリン
(……続けて。)




B-167b





集会所管理人バイロン
(…当時、ヴェリカは、
 交易都市として
 目覚しい発展を見せていた。

 シャラ南部大陸に座する
 魔法国家アルレマンシア

 シャラ北部大陸に座する
 鍛治帝国カイアトール
 既に晩成であったが
 両国は共に太古より
 その地に座していた古代王国。

 比較すれば
 ヴェリカの歴史は非常に浅い。)



B-260a





集会所管理人バイロン
ヒューマンは、
 旅と冒険者の都市として
 周囲をなだらかな丘陵と
 美しい湖が占める土地に拠を定めた。

 当初
 他の2大都市からは
 視界にすらないも同然で
 彼らからすれば
 村落のようなものだったのだろう。

 アルン大陸には
 今まで中心的で大規模な都市が
 なかったというのもあり

 女神ヴェリックの庇護のもとに
 ヒューマンはここに
 アルボレア随一の交易都市となる
 ヴェリカの雛形を創設した、とある。)



B-206a







集会所管理人バイロン
(だがここで、
 他都市とは決定的に違う壁が
 この雛形に立ちはだかる。

 キャスタニックのような
 精巧な細工技術も、
 ポポリのような工作技術も、
 これらと比較して、
 特筆すべきものは何もなかった。

 ヒューマンは旅と冒険と自由の種族…

 ハイエルフの魔法技術、
 アーマンの鍛造技術、

 そしてバラカの継承性
 エリーンの神秘性。

 これらに匹敵する
 決定的な特徴がないのだ。



B-278








集会所管理人バイロン
自由と言えば聞こえはいいが、
 つまり何の特技も持ち合わせない種族
 肩入れする女神ヴェリックその神自身も
 他の女神であるカイアらには
 好奇、また疎みや
 蔑みの目で見られていた。



B-298








集会所管理人バイロン
(そのような
 下賎な種族に目をかけるのは
 神としての格式、
 品位を引き下げるものである、と。

 ヴェリックという女神
 だけの問題ではなく
 神全体の心象に関わるという事だ



B-258a




集会所管理人バイロン
(しかし、
 ヴェリカはこのように
 逞しく壮健に育った。

 この交易都市はあらゆる種族、
 生まれ、生い立ちの者を柔軟に受け入れ
 上位階級に居なくても、
 そうした人脈によるコネがなくても
 働きと成果次第でいかようにも成れる。

 エルフという種族に絶対の誇りを持ち
 伝承に認められない存在は
 エルフ以下の存在であり、
 秩序を何より重んじる為に、
 不要と判断されるか、
 一度でも秩序を破れば
 即、追放されるアルレマンシア

 支配者級の親族で上位階級が占められ、
 その末端までもが
 何らかのコネを持ちえなければ
 職に就く事はできないカイアトールでは
 到底、考えられない事である。)



B-174b









集会所管理人バイロン
(かくして、

種族、生まれ、生い立ちに関わらず
誰もが幸福と大金を得る資格がある、
とする

ヴェリカの都訓は果たされた事となる。




B-170







集会所管理人バイロン
(そんなヴェリカは千年あまりの時を経、
 ついに
 アルボレア随一の交易都市にまで成り
 
 あれほど小馬鹿にしていた
 アルレマンシアやカイアトール
 今や無視できない力を持つに至った。)



B-172a






集会所管理人バイロン
(こうして、

 アルレマンシア、
 カイアトール、
 ヴェリカ

 いずれもアルボレア
 なくてはならない
 大都市となったのである。)



B-173












集会所管理人バイロン
が………

 急激な繁栄の裏には
 必ず歪みが生まれるものである。

どこの誰ともわからぬ者が
途方もなく行き交うヴェリカは
いつしか、治安の悪化という
招かれざる客までも呼び寄せてしまう




B-171












集会所管理人バイロン
(その多くが
 稼ぎを目的として訪れる以上、
 エンジョイ勢やまったり勢といった
 突き詰め効率を追わぬ者ではなく

時間を分単位で算出し
事細かにスケジュール配分を定め
あらゆる依頼を受注、達成し
大陸間、領間、市外間の相場の相違による
交易品の売買により儲けを出す者も
多く訪れ、効率を追っていった。


 このような者はガチ勢と呼ばれた。)



B-172












集会所管理人バイロン
すべてが無駄なく
スケジュール管理されている為、


少しの手違いにより
大幅に計画が狂ってしまう。


 一つの取引が成立しなければ、
 それによって得られた物品を
 次の契約に用いようとしている場合
 芋づる式に契約失敗となるだろう。

 これによる損失
 無視できないものとなるやもしれぬ



B-279








集会所管理人バイロン
(そして、
 こうして網羅された契約

より
高次の効率として
果たそうとした結果…







B-278








集会所管理人バイロン
(……わかるな?






B-153a







青銅印章交換担当官ショリン
(………………)



B-304







黄金印章交換担当官アイシス
(……猛烈な速度
 騎馬や荷車が行きかうようになり、

 その結果、
 衝突事故が多発する……




B-171a






集会所管理人バイロン
(……うむ。

 それには、
 取引失敗による損失連鎖を
 少しでも埋める為に、
 それを解決、

 または物品を補填する為に…


 といったものでもあった。)




B-153a







青銅印章交換担当官ショリン
(………………)




B-281







集会所管理人バイロン
(……滑稽だとは思わんか?

すべての者が
幸福と富を実現するとした都市が


罪もない者が不慮の事故により
突然不幸になる…


しかもそれは天災でもなんでもなく
 
まぎれもなく人の欲が生み出した
人災という名の魔物なのだという事を…




B-258







集会所管理人バイロン
ヴェリカはそんな
 犠牲の都市となってしまった事を…)




B-226






集会所事務員サラミア
(………………)




B-206a







集会所管理人バイロン
(一方、
 アルレマンシアにとって
 秩序は存在意義。

 秩序はハイエルフにとっての
 起源であり伝統。

 アルレマンシアハイエルフら
 それを何より信奉しておる。)



B-170







集会所管理人バイロン
(よって、それを乱す者は
 どんな事情があるにせよ追放され、
 流浪の民となりあてなく彷徨う。

 満足いく食もなく餓死するか
 または魔物に襲われるか……

 そうして命を落とすやもしれぬ…

 また、その美としての完成度から
 どこぞへと匿われる事になるか。



B-172a






集会所管理人バイロン
(いずれにしても、
 人間としての尊厳など何もなかろう

 その肉体は生命活動を保っているが
 その者の精神は死んだも同然だ。

 ハイエルフは誇り高き種族。

 そこまでして生きる事に耐え切れず
 自ら命を絶つ者も少なくなかったのだ



B-174b









集会所管理人バイロン
(アルレマンシアの周囲は
 広大な荒野と断崖。

 当然、魔物も巣食う。
 それはヴェリカ周辺のそれとは
 比較にならぬほど獰猛であり凶悪。

 昔であれば、
 このまま帰らぬ者となるだろう。)



B-167b





集会所管理人バイロン
だが、

 このヴェリカという存在
 そうした種族の事情
 
 大きく変えていく事となる。




B-296







白銀印章交換担当官セブリル
(あっもしかして)



B-303










白銀印章交換担当官セブリル
ヴェリカがあるから
 行くアテも出来たみたいな?)




B-294



集会所管理人バイロン
鋭いな。

  それと………)



B-298








集会所管理人バイロン
(…喋らずにいられたな。 

    よくやったぞ




B-300










白銀印章交換担当官セブリル
えへへー




B-174b









集会所管理人バイロン
(…確かに伝統と格式を重んじる
秩序立った文化があり、
意に関わらず強制的に追放し、
その行く末を案ず事なく放置する様は
傍若無人な振る舞いと映っていた。


 当然批判的意見も多くあった。

 アルレマンシアのある
 シャラ南部大陸の市街、

 カイアトールのある
 シャラ北部大陸の市街、

 そして、
 まだヴェリカのない
 ここアルン大陸の市街らもな。)



B-172a






集会所管理人バイロン
(しかし、
 思っていても口には出せぬ
 空気がそこにあったのだ。

アルレマンシアの魔法技術と
それを元に発展し精錬した魔導器。


 その提供を一切絶つと宣言されれば
 各大陸の経済、文明は急激に停滞し、
 その多くは衰退してしまうだろう。



B-171a






集会所管理人バイロン
(そこへ交易都市ヴェリカ
 アルン大陸に君臨する事となる。

 ヴェリカの都訓は、
 アルレマンシアのそれや
 カイアトールのそれと比較するなら
 人道に添う慈愛に満ちた方針ととられ
 その都訓大陸に括られる事なく
 多くの人心を魅了した。



B-170







集会所管理人バイロン
アルレマンシア
 カイアトールからしたら
 その都訓周囲の評価
 面白くないのも当然。

実際、
アルレマンシアやカイアトール
ヴェリカに対する
あらゆる支援を拒否し

このアルボレアから
孤立させる策で合致した。




B-206a







集会所管理人バイロン
(…が、

 今まで交易するにしても
 取引も厳しい規則で認められた
 物品や手段でなければならず、

 アルレマンシアは特に
種族や生まれ、生い立ちによる
入国規則が厳しく、
ヒューマンとキャスタニックは
特に厳しく監視され、
ポポリは立ち入る事すら叶わない。

そして、
違反すれば二度と立ち入れぬ。




B-297






白銀印章交換担当官セブリル
そーなんだよなー…

 キャスタニックのオレだと
 アルレマンシアはマジ苦手…)




B-298








集会所管理人バイロン
カイアトールといえば
 鍛造と輸送しか用立たず
 住まうアーマン達は粗暴で
 排他的かつ高圧的。

 大きな利益が見込めなければ
 その仕事を請ける事はない為に、
 既に確立されたルート以外では
 なかなか開けた交易とはならない。

 加え、
 アーマンは誇り高い種族でもあり
 その尊厳を傷つける事があれば
 伝統の闘技場にて決闘を余儀なくされ、
 その結末は生か死か、だ。




B-304







黄金印章交換担当官アイシス
(そんな所で取引だなんて
 する気になれないわー…)




B-258a




集会所管理人バイロン
(一方、ヴェリカ
あらゆる種族も制限なく、
生まれも生い立ちも問わず、
その人間が仮に悪に則す者としても
分け隔てなく受け入れた




B-101b




集会所管理人バイロン
すべての者は平等に
生まれ落ちた時から  
誰もが大金と
幸福を得る資格があり

ヴェリカに居る者すべてに
働く機会と稼ぐ機会を与える




B-337









集会所管理人バイロン
(このヴェリカの都訓

 アルレマンシアは、
 無秩序で節操なく
 極めて醜悪な成れの果てと評し、

 カイアトールは、
 誇りも尊厳もなく
 雑草の如き様は堕落そのもの
 それは侮蔑に値すると評した。



B-258







集会所管理人バイロン
(だが、
 このアルボレアに住まう者らが…

 これら多くの者らが…



B-169













集会所管理人バイロン
(この
無秩序で節操なく
誇りも尊厳もない
極めて醜悪な雑草の如き方針を


 認め、好み、受け入れたのだ。




B-153a







青銅印章交換担当官ショリン
(………………)




B-167b





集会所管理人バイロン
(無論、
 女神ヴェリックの庇護の下
 創設された街という背景もあり、

 だからこそ無秩序と思われる都訓
 信頼に足る顛末と成れたかもしれぬ



B-260a





集会所管理人バイロン
(……このような
 歴史背景があるヴェリカだが

 アルレマンシアにて
 重要な顧客に不遜な態度をとったとし
 アルレマンシアから追放された
 一人のハイエルフが
 このヴェリカを訪れる事となる。




B-277







集会所事務員サラミア
(………………)




B-334











集会所管理人バイロン
(名をロミナ・シルバーレイン。




B-340











白銀印章交換担当官セブリル
ロミナ?




B-282










集会所管理人バイロン
しゃーべーるーな!






B-141a



白金印章交換担当官ミーシャ
「……ロミナ?






B-301










白銀印章交換担当官セブリル
(あ、すみません……)



B-302







白銀印章交換担当官セブリル
(でも
 どっかで見た事あるような……)




B-169





集会所管理人バイロン
(…格式高い身分ではあったが、
 秩序を乱したとして
 アルレマンシアから追放処分された。

 そのロミナには一人の子供が居た。

 無論、子と共に追放される事となる。




B-341







白銀印章交換担当官セブリル
エっ!?大丈夫?)




B-172a






集会所管理人バイロン
(昔とは違い、
 アルレマンシア追放こそすれど
 そのような荒野に放つような事はせず

 大陸のどこかへ
 合同輸送する方針に譲歩した。



B-171a






集会所管理人バイロン
(飛ばされる先の選別は
 身分や違法内容と事情が加味され
 アルン大陸のどこかへ選択される)



B-206a







集会所管理人バイロン
アルレマンシアの主張として、
 ヴェリカの影響で批判色が強くなり
 従来の規則通りに追放する事が
 出来なくなったという事で、
 ヴェリカに対し、引取りを迫った。

しかし、
強要されての受け入れでは
都訓には合致しないとの事で
それは受容とは至らなかったが、
ヴェリカ自体ではないものの、
アルン大陸のいずこかの市街を対象とし、
輸送費用もヴェリカが受け持つ、


 とする事で解決は成された。)
 


B-339









集会所管理人バイロン
(そうして、ロミナアルン大陸
 とある市街に居を移し、
 親子共々穏やかに暮らす事となる

 

B-338








集会所管理人バイロン
(それから数ヵ月後。

 アルレマンシアから追放され、
 同様にアルン大陸へと流れ着いた友人
 ある提案を持ちかけてきた。)



B-336







集会所管理人バイロン
友人は言う。

『ヴェリカで
 君の実力を試してみないか?』と。)



B-279








集会所管理人バイロン
(それからヴェリカにて
 適正試験を受け、
 能力の高さを評価された結果…




B-257







黄金印章交換担当官アイシス
(………………)




B-117










集会所管理人バイロン
ヴァルキオン連合報酬担当官として
 このヴェリカ集会所
 勤務する事となったのだ。)




B-222aJPG






集会所事務員サラミア
(………………)




B-267











白銀印章交換担当官セブリル
(…集会所に?ここで?




B-167b





集会所管理人バイロン
そうだ。
 確かにここに勤務していた

 しかもそんなに昔の話でもない。
 ワシも共に勤務していたからな)




B-149












青銅印章交換担当官ショリン
(この集会所で勤務?
 そんな記録はどこにもないわ。

 ヴェリカ集会所には
 報酬担当官存在せず、
報酬の受渡は
本部での処理となっている。




B-172a






集会所管理人バイロン
だが……



B-339









集会所管理人バイロン
確かに、
 ここに居たのだ。






B-138b










集会所管理人バイロン
報酬担当官ロミナは……)






B-295














集会所管理人バイロン
確かに、ここにな……






B-289











B-290





















NEXT
⇒アスミンとありのままなのです~ 



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