?闇の古代神
「アスミンよ!
我が
生贄の祭壇によくぞ来た!」
闇の古代神・カラスチャ
「我が名はカラスチャ!
我こそは
全てを滅ぼす者!
我こそが
闇の古代神である!」
闇の古代神・カラスチャ
「全ての生命を
我が生贄とし、
絶望で世界を
覆い尽くしてやろう!
アスミンよ!
我が生贄となれい!
その苦しみを我に捧げよ!」
探査団団長・リアン
「闇の古代神
カラスチャ………!!
やはり復活していたのか!」
闇の古代神・カラスチャ
「その通りだ。」
闇の古代神・カラスチャ
「ヴァルキオン保護領が誇る
クベル探査団団長リアン!」
探査団団長・リアン
「!!」
闇の古代神・カラスチャ
「ファファファ……
所詮、夏の虫といえど
我らが血肉となり
魂力となる者!
最大限の敬意を表しようぞ!
クベル一族の末裔よ!」
探査団団長・リアン
「その威風堂々たる姿……
私とは決して
意を同する事のない立場だが…
かつて闇の古代神として
この星に君臨した闇の王!
その者として敬意を示さん!」
探査団団長・リアン
「そしてこの世から
永遠に去るが良い!」
闇の古代神・カラスチャ
「ファファファ……」
闇の古代神・カラスチャ
「その意気や良しッ!!」
探査団団長・リアン
「古代の戦記によれば
カラスチャは
その身体能力の高さと
火炎術で猛威を振るったそうだ
だが、
特筆すべきは闇魔術!
闇の瘴気を
自在に操れるとしても
何らおかしくはない…」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「……大丈夫だ。
もしそうなったら
クベル探査団団長の
名にかけて…」
探査団団長・リアン
「アスミンを絶対に護るよ。」
アスミン
「うあー
アスミンがんばるのです~」
アイスアロー!
マグマボム!
闇の古代神・カラスチャ
「効かぬ!」
探査団団長・リアン
「カラスチャの双爪は
闇の高密結晶体で出来ている。
生半可な攻撃では
その面を曇らせる事もない…
無論、
魔法物質でもないので
対・魔法物質攻撃は
意味を成さないだろう。」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「だが、
その身までもが
闇の結晶体
というわけではない!
その闇の双爪による
防御をさせなければ
勝機はある!」
探査団団長・リアン
「本体へと
叩き込むことが出来たなら…
……アスミンの強さなら!
倒す事が可能なはずだ!」
アスミン
「わかりましたなのです~」
闇の古代神・カラスチャ
「甘い!」
闇の古代神・カラスチャ
「ちょこまかと
逃げているだけでは
この『神』は倒せんぞ!」
アスミン
「あうー」
岩砕き、
骸崩す、
地に潜む者たち
集いて
赤き炎となれ!
闇の古代神・カラスチャ
「メラ!」
アスミン
「あうー」
闇の古代神・カラスチャ
「そこかッ!!」
闇の古代神・カラスチャ
「砕け散れィ!!」
アスミン
「あぶないのです~」
闇の古代神・カラスチャ
「まるでハエのようだな!」
アスミン
「あうー」
パンブラスト!
闇の古代神・カラスチャ
「遅いッ!」
アスミン
「あぶないのです~」
ヘイストコントラクト!
いくのです!
我、
久遠の絆
断たんと欲すれば
言の葉は
降魔の剣と化し
汝を討つだろう!!
零距離破壊光線!!
闇の古代神・カラスチャ
「貴様の力はその程度か!」
天の願いを
胸に刻んで
心頭滅却!
聖光爆裂破!!
闇の古代神・カラスチャ
「光か。考えたな…
だが、
当たらなければ
どうという事はない。」
闇の古代神・カラスチャ
「ファファファ……
……そろそろ頃合か。」
探査団団長・リアン
「な、何ッ!?」
闇の古代神・カラスチャ
「……光の防御円は
厄介極まりない。
1000万年前は
随分と
手を焼いたものだ…」
探査団団長・リアン
「な、なぜ
ここがわかった!?」
闇の古代神・カラスチャ
「フン……
『人間』如きが…… いや、」
闇の古代神・カラスチャ
「『端末』如きが、と
評すべきか?」
探査団団長・リアン
「!!」
闇の古代神・カラスチャ
「その『端末』の
交信源を辿れば
自ずと解は導かれる。
それに………」
闇の古代神・カラスチャ
「ここ1年ほどの間に
古代の遺跡を
しらみ潰しに
探っている
『何者か』が居ると
報告はあがっている」
探査団団長・リアン
「くっ…………」
闇の古代神・カラスチャ
「金の髪、
蒼の瞳、
端麗な容姿、
華奢な体躯、
白い肌に纏う
翡翠色の服装……。
『完全一致』
貴様で間違いないな。」
闇の古代神・カラスチャ
「………殺せ!
完膚なきまでに叩き殺せ!
息の根を確実に止めるのだ!
どんな
秘術を用いても
復活の出来ぬよう
その肉の一片までも
砕き潰すのだッ!!」
闇の古代神・カラスチャ
「光の防御円などという
クソ忌々しい術など
その一片もッ!!
この
カラスチャが認めんッ!」
闇の古代神・カラスチャ
「すべては
我が闇の
支配の元にッ!!!」
闇の尖兵・アカラック
「了承だど!!」
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「クソッ!!
闇の瘴気が!!
それもこの濃度は……!!
………危険すぎる!!」
闇の尖兵・アカラック
「キサマの相手は
おでだどーっ!」
探査団団長・リアン
「うあっ!!」
闇の古代神・カラスチャ
「アカラック!
くれぐれも
その古代の遺跡の中核に
リアンを触れさせるなッ!!」
闇の尖兵・アカラック
「だどっ!!」
探査団団長・リアン
「アスミン!」
アスミン
「あうー」
アスミン
「ちからがでないのです~」
闇の古代神・カラスチャ
「死ねィ!!!!!!!!」
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⇒アスミンと大切なきもちなのです~
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