探査団団長・リアン
「気をつけろ……
奇妙だ。
……何か奇妙だ。
気をつけて渡ってくれ。」
アスミン
「なのです~?」
探査団団長・リアン
「大量の魔物が
召喚されてきている!」
闇の召喚部隊長
「……よくぞ来た!
ククク……
邪魔立てはさせんぞ……
ゆけ!
この橋を死守するのだッ!!
陣形:龍陣!!」
おおおおおおおおおおおお!
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「アスミン。
闇の瘴気の影響により、
アスミンのステータスが
全体的に低下しているようだ。
それも考慮して戦闘してくれ。」
アスミン
「わかりましたなのです~」
アスミン
「あうー
なんだかすごいのです~」
探査団団長・リアン
「な……
これはただの
魔物の群れではない!
……陣形だ。
相当訓練されているぞ!」
アスミン
「うあー」
探査団団長・リアン
「しかも
この狭いルートに
戦力を集中させ防衛……
まるで篭城戦…戦略的だ。」
アスミン
「あうー!
はしりぬけるのです!」
アスミン
「あうー」
フレイムピラー!
マグマボム!
探査団団長・リアン
「よし!!」
探査団団長・リアン
「………召喚だと!?
クソッ!」
アスミン
「あうー」
マグマボム!
探査団団長・リアン
「アスミン!
魔力は大丈夫か!?
魔法が出切っていないぞ!」
アスミン
「あうー」
やるしかないのです!
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「無理はするな!
一端下がれ!」
探査団団長・リアン
「追っては来ないのか。
あくまでも
専守防衛か……?」
探査団団長・リアン
「いや違う!
後方からも大量の魔物が!」
アスミン
「あうー
ちからがでないのです~」
探査団団長・リアン
「天駆けよ
疾駆の如く
汝、
光の加護を受けよ!」
アスミン
「うあー
アスミンがんばるのです~」
うあー!
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「アスミン!
挟まれているぞ!」
探査団団長・リアン
「また召喚か……」
探査団団長・リアン
「後方からは
魔物が押し寄せている!
突っ切るしかない!」
なのです!
うあー!
いくのですー!
闇の召喚部隊長
「させるか!
陣形:虎穴陣!!」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「だめだクソッ!
……アスミン!
なんとか突き抜けるんだ!」
アスミン
「あうー
おうまさんがいないのです~」
アスミン
「あうー!
あぶないのです~」
闇の召喚部隊長
「ン~?
さっきまでの
威勢はどうしたァ~?」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「諦めるな!
諦めたら
そこで試合終了だ!
諦めなければ
必ず道は開ける!
だからアスミン!
だめだめ諦めたら!
決して諦めるな!
光の加護よ!
更なる力で
かの者を護りたまえ!」
なのでうあー!!
ぬけるのですー!
うあー!
闇の召喚部隊長
「甘い!」
あうー!
探査団団長・リアン
「アスミン!
くそっ!!」
?静かな声
「下がって。」
アスミン
「なのです~?」
研究員・ジェナ
「だいぶ苦戦?」
アスミン
「だれなのです~?」
探査団団長・リアン
「やっとか!
遅すぎだぞ!」
研究員・ジェナ
「遅 す ぎ ?
凄まじい規模の
魔物の群れがいた。
…これでも早い。」
アスミン
「あうー」
探査団団長・リアン
「……他はどうした?」
研究員・ジェナ
「だめ。
使い物にならない。
闇の瘴気で
立ち上がのも
座るのも無理。」
探査団団長・リアン
「………そうか…
それほどまでか。
…アスミンが特別なだけか。」
研究員・ジェナ
「そういう事。
レベル2じゃ
普通は立つのも無理。」
探査団団長・リアン
「そうだな。
だがレベル2以上は……」
研究員・ジェナ
「わかってる。」
研究員・ジェナ
「アスミン。
陣形崩しを意識して。」
アスミン
「わかりましたなのです~」
闇の召喚部隊長
「ほう……
厄介だな……」
研究員・ジェナ
「行く。」
アスミン
「いくのですー!」
闇の召喚部隊長
「こうなれば仕方ないな…」
召喚フルパワー!
暴獣どもの
猛りを聞くがよい!
トランプル
スタンピード・オン!!
オーバーランッ!!」
うおおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおおおお
探査団団長・リアン
「臆するな!!」
研究員・ジェナ
「わかってる。」
アスミン
「なのです!」
研究員・ジェナ
「アスミン。
わたしに合わせて。」
アスミン
「なのです~?」
研究員・ジェナ
「…いくよ。」
アスミン
「なのです!」
研究員・ジェナ
「闇の瘴気を吸い込んだ。
これで少しだけ元の強さ。」
アスミン
「うあー」
アスミンいくのです!
うおおおおおおおおおお!
天の願いを胸に刻んで
心頭滅却!
聖光爆裂破!!
うあー!
ぐおおォォォォーーーアアァ
アアアァ………
闇の召喚部隊長
「バカな………
くっ!
再召喚だ糞野郎!!」
研究員・ジェナ
「無理。」
な!?
作動しない!?
なのですー!
闇の召喚部隊長
「う、うああアァァーー!!」
岩山!!
両斬波!!!
闇の召喚部隊長
「うわらばッ!!」
なのです~
研究員・ジェナ
「これが召喚装置。」
探査団団長・リアン
「と、
狭範囲ではあるが
闇の瘴気の発生源に
なりえていたようだな。」
アスミン
「あうー」
研究員・ジェナ
「…うっ。」
アスミン
「なのです~?」
研究員・ジェナ
「……私は闇の魔女。
でもあれだけの
闇の瘴気は無理。
…この手段しかなかった。」
探査団団長・リアン
「それは間違いない。
見事な判断だった。」
研究員・ジェナ
「うん。」
アスミン
「あうー」
研究員・ジェナ
「わたしは休めばいい。
召喚装置はまだ稼動。
完全停止させる。
…時間かかる。」
探査団団長・リアン
「わかった。
きついかもしれないが
後続の敵の対応も任せたぞ。」
研究員・ジェナ
「大丈夫。
この子たちが頑張る。」
がんばなのです!
研究員・ジェナ
「……うん。」
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⇒アスミンと相手はうあーなのです~
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よろしくお願いしますなのです~
ロスアカディアの領主になるのです~