倉庫管理人・ポロン
「……ところで見かけない顔だね~
……新米さんかな?」
アスミン
「なのです!」
倉庫管理人・ポロン
「……もしかして、
ケロンの為に?」
アスミン
「なのです~」
倉庫管理人・ポロン
「………………」
倉庫管理人・ポロン
「確かにおいらが言えば
聞くかもしれないね。」
アスミン
「なのです~」
倉庫管理人・ポロン
「でもさ。
それって、
あんまりにも
無責任すぎない?」
アスミン
「あうー?」
倉庫管理人・ポロン
「……『誰』が、
『どうしたい』んだっけ?」
アスミン
「あうー」
倉庫管理人・ポロン
「『君』が、
『ケロンを救いたい』んでしょ?」
アスミン
「なのです~」
倉庫管理人・ポロン
「だったら、
安易に
他人の力を借りるとか
楽な方法見つけて
近道しようとか考えないで、
本気で
立ち向かってみたら?」
倉庫管理人・ポロン
「最近多いんだよね…
君みたいな
『近道君』が、さ。」
アスミン
「あうー
ごめんなさいなのです~」
倉庫管理人・ポロン
「わかってくれたら
それでいいよ。」
倉庫管理人・ポロン
「で、
話は終わり?」
アスミン
「なのです!」
倉庫管理人・ポロン
「それじゃさよならだね~」
アスミン
「なのです~」
アスミン
「あうー
だめっていわれたのです~」
休息の神官・ハイニュー
「ダメだってぇ~?」
休息の神官・ハイニュー
「ねぇ~…
おいらの言った事
ちゃんと覚えて
言ってくれたんだよねぇ~?」
休息の神官・ハイニュー
「まさか
忘れたんじゃ
ないだろうねえぇえ~ぇ?」
アスミン
「アスミン
ちゃんといったのです!」
休息の神官・ハイニュー
「フーン…
そっかぁ~…
なんだよケチくさいなぁ~!
ちょっと
言ってくれるだけでいいのに!」
アスミン
「なのです!」
休息の神官・ハイニュー
「んー、
何十年も倉庫やってる
やつだからなぁ~……
頑固そうだし、
ダメって言ったら
ダメだろうねぇ~
ポロンは
使えないかぁ~………」
アスミン
「あうー」
休息の神官・ハイニュー
「ま、しょうがないかぁ~
諦めるしかないねぇ~」
アスミン
「あうー」
倉庫管理人・ケロン
「やぁ~!
たぁいせつなものが
あるのかぁ~い?
それなら
おいらの倉庫に預ければ
絶対にすっごく安心だよぉ~!
ほら、
今すぐ預けるんだよぉ~!」
倉庫管理人・ケロン
「忙しいのかぁ~い?」
アスミン
「あうー」
倉庫管理人・ケロン
「やぁやぁ~!
絶対安全
絶対安心だよぉ~! 」
倉庫管理人・ケロン
「絶対に
なくなったりしないよぉ~!」
シーーーーーーーン
アスミン
「あうー
やっぱりとっても
いやなのです~」
アスミン
「いいかたがあやしいのです!
もっと
ふつうにいうのですー!」
倉庫管理人・ケロン
「えぇ~!?
ふつうだよぉ~?」
倉庫管理人・ケロン
「とぉ~っても
安心だからねえ~!
本当の事だから
言ってるんだよぉ~っ!」
アスミン
「あうー!
あやしいのですー!」
わい
わい
がや
がや
休息の神官・ハイニュー
「はぁ~……
ダメだこりゃ~」
倉庫管理人・ポロン
「………………」
NEXT
⇒アスミンと助けたいのです~
[Elincafe]投票
ほんとうにありがとなのです~
第二代ポポリア領主になれたのです!