メインプログラマー・E岡
「ID:34980-XYZ[NOAH]に
時間術の素養を
付与致しましたッ!!」
よくやったッ!!!
アーク・アスミン
「『時は動き出す』……か」
『なるほどね』
シュゴオオォオォォッッッ
シュゴオオオォオォォッッ
シュゴオオォォォオォッッッ
専属秘書・Y田
「速い……
とてつもない速度です!」
シュゴオオォォオォッッッ
シュゴオオオオォォォォーッ
ビタアァッ!!
コ ォ オ ォ ォ オ ォ
アーク・アスミン
「一筋縄ではいかないようだね…」
アーク・アスミン
「だがいいか………
……おまえ達には
計り知れない事だろうが」
アーク・アスミン
「最後に一つ言っておく」
『バグは加速』する
アーク・アスミン
「ボクの能力は……
完成したようだ」
アーク・アスミン
「そしてこれは……
おまえたちを
始末するための能力ではないし
『最強』になるための力でもない……」
アーク・アスミン
「この世の人類が真の幸福に
導かれるための力なのだ」
名を冠するなら
『セイブ・ザ・ワールド』
メインプログラマー・E岡
「!?
正体不明の法環が
アーク・アスミンへと
取り込まれたようです!!」
アーク・アスミン
「おまえたちと
決着をつけるのは
未来の為だ
これから
おまえたちが死ぬのは
人類の幸福のための
犠牲に過ぎないのだ」
【神】
「何をたわけた事を……」
ゴクリ……
まさか……
ざわ………
ざわ………
ゲームだろ?………
ヒソ……
ヒソ………
……………
メインプログラマー・E岡
「『デュプリケート』
完了致しましたッ!!」
【神】
「よくやったぞッ!!
ただちに投入せよ!!」
メインプログラマー・E岡
「ハッ!!」
【神】
「5体同時だ………
有効打となる
特殊拡散爆撃…
5発同時は避けきれまいッ!!
時を止めるのも封じたッ!!」
【神】
「今度こそ
観念すべき時が来たようだな!」
万物の根源
万象の因なるマナ
専属秘書・Y田
「詠唱!?
おそらく
危険だと思われます!!
無詠唱で禁呪を放てる
アーク・アスミンが
何らかの
詠唱を開始しました!!!」
この世に形成すは
【神】
「一体なんの魔法なのだ!?」
チーフプロデューサー・A本
「ハッ!!
それが私にも皆目見当が……」
すべからく
汝の自ら果たせる
業ならずや
専属秘書・Y田
「……
…今までの
『禁呪』ならびに
『超高等魔法』は、
何かしらの作品の中に
登場する魔法でした。
という事は……!!」
業の中に
いと奇しきは
千と千と千の
彩なす色で成れるもの
【神】
「A本ォーッ!!
わからぬなら
ググレカス!!!!
この詠唱の正体を
突き止めるのだッ!!
即、
検索しろォーッ!!!」
チーフプロデューサー・A本
「ハ、ハッ!!!
了解致しましたッ!!」
且つは成す力
千古不易の巌なりとも
マナの交わり断てる時
チーフプロデューサー・A本
「『万物の根源
万象の因なるマナ』………
……こ、これはッ!!」
【神】
「なんなのだッ!?」
チーフプロデューサー・A本
「ハ、ハッ!!
報告致しますッ!!
この呪文は
ロードス島戦記に登場する
『荒野の賢者』
『モスの大賢者』
『六英雄の一人』と称される
大賢者ウォートの
得意とする
禁呪中の禁呪ッ!!
かの
メテオストライクと同等か、
それ以上の
危険極まりない魔法ですッ!!」
浮かべる雲に
等しうして
やがてあとなし…
チーフプロデューサー・A本
「これは、
対象の範囲内に存在する
森羅万象、
すべての万物を
物質の最小単位である
『原子』へと
分解してしまう『禁呪』…」
チーフプロデューサー・A本
「その効果は凄まじく、
物質ではないはずの
『魂』でさえも分解し
対象を文字通り
跡形も無く抹消してしまう…
その『禁呪』の名は……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
NEXT
⇒死闘の果てに
[Elincafe]投票
おねがいしますなのです~
第5代ポポリア領主を狙うのです!